MT5とMT4の動作環境の違いを調べてみました

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先日MovableTypeの新しいバージョンであるMT5のβ版が公開されました。
さっそくインストールしてMT4との違いを調べている人もいるのではないかと思います。
僕は、MT4とMT5の動作環境の違いを調べてみました。
参考にしたのは、以下のドキュメントです。

必要インストール環境、動作環境 | Movable Type 4 ドキュメント

必要インストール環境(ウェブサーバー, DB)と、ブラウザ動作環境 | Movable Type 5 ドキュメント

現在β1なので、今後この条件も変わってくることもあるかもしれません。
とりあえず、β1のドキュメントで比較してみたいと思います。

まず、Perl のバージョンが、

5.6.1 以上 (5.8.1 以上を強く推奨) → 5.8.1 以上

となりました。

Perl 5.8.0 は文字コードの扱いに問題がある事が以前から知られています。そのため、日本語の扱いにおいて、一部の文字が文字化けを起こして利用できないなどの制限や不具合が発生する場合があります。

ということもありますし、これは、流れとしては当然かもしれません。

サーバー OSは

Windows Server 2003 → Windows Server 2008

となっています。これも、新しいバージョンのOS推奨と言うことですね。

で、データベースの対応なのですが、MT5ではPostgreSQLとSQLiteが外れています。
β1ではオブジェクトドライバは用意されているっぽいのですが、正式対応はしないということかもしれません。

オプション機能をサポートする Perl モジュールとして、「Text::Balanced 」が追加となっています。これは、「ブログ内検索で必要」とのことです。
でも、これはMT4.2でもオプションモジュールとしてリストアップされていたような気も......。

ダイナミックパブリッシングではPHP のバージョンが

PHP4.0.6以上 → PHP5.x以上 (PHP4は利用できません)

となっています。
PHP4はサポート終了しているので、ま、当然かなと思います。

推奨利用環境のウェブブラウザから、Safariが外れています。
MacOSのデフォルトブラウザが使えないというのはちょっと残念な気もしますが......。


というわけで、やはり違いの大きいのはデータベースの対応ですね。
今後のβテストで対応データベースが変わってくるかもしれませんので、チェックをしてみると良いかもしれません。