Movable Type用UploadDirプラグインのバージョンアップを行いました。
本バージョンは Movable Type 9 への正式対応版となります。Movable Type 9 の導入・アップデートを検討される場合には、こちらをお使いください。
また今回いくつかの仕様変更が行われていますので、アップデートを行われる前に、必ず内容をご確認ください。
本バージョンにおける変更点は次の通りです。
- Movable Type 9.0に対応した。
- AssetUploaderプラグインでのアップロードに対応した。
- (重要)Movable Type 6以下への対応を廃止した。
- (重要)バージョン0.76で実装されたコンテンツフィールドとカスタムフィールドのタグの対応を廃止した。
- (重要)標準の拡張子設定を変更した。
Movable Typeにはファイルをアップロードする機能がありますが、ちょっと物足りないところがありました。
ファイルをアップロードするときに、アップロード先のディレクトリを指定できるのですが、標準では、このディレクトリを毎回指定する必要があります。
たとえば、文書は「docs」ディレクトリの下に、画像は「images」ディレクトリの下に保存しておきたい、という時には非常に不便なのです。
そこで、今回「UploadDirプラグイン」を作ってみました。
このプラグインを使うと、アップロードするファイルの拡張子にしたがって自動的に保存先のディレクトリを切り替えることが可能になります。
たとえば、JPEGファイルをアップロードすると、
このように、サブディレクトリ「images」にアップロードが行われます。
複数のファイルを同時にアップロードした場合には、それぞれの拡張子にしたがって保存先のディレクトリが決定されます。
また、サイトの設定で「アップロード時に変更を許可する」設定が有効になっている環境では、「サブディレクトリを拡張子によって決定します」チェックボックスで、この機能自体の有効・無効を切り替えることができます。
拡張子とディレクトリ名の関連付けはプラグインの設定から自由に行うことができます。
ぜひ、お試しください。
ドキュメント:UploadDirプラグイン ドキュメント
ダウンロード:zip形式、tar.gz形式